「海外に住めば、自然に英語を話せるようになるだろう」と夢見がちですが、実は思ったより英語が上達しない…と悩んでる駐在妻の方もきっと多いのではと思います。
アメリカやカナダなどの英語圏に住めば、どこに行っても英語が飛び交っている環境ではありますが、”そこにいるだけで自分の英語力が自然に上がる”なんてことは残念ながらありません。
海外に来てから英語が上達した駐在妻の方は、きっとその人なりの努力をしたはずです。
逆を言えば、語学は努力次第で必ず上達するものでもあるので、ぜひ一緒に頑張っていきましょう!
英語が上達する人としない人の違い
英語に限ったことではないですが、新しい言語が上達する人としない人の大きな違いは、
「インプットとアウトプット」を繰り返し行なっているか否か、だと思います。
私が大学生のころ、周りには日本語をゼロから勉強している留学生が沢山いました。
その中でも、1年間の日本留学の後「日本語が劇的に上手くなった人」と、「いつも同じようなシンプルな日本語しか話せない人」で大きく分かれていました。
留学生たちの日本語チューターをしていたこともあり、その差が生まれる理由は「”日常的に”、日本語の”インプットとアウトプット”を、”バランスよく”していたかどうか」であるとはっきりわかりました。
スタート時点では日本語を全く話せない初心者同士だったのに、1年も経つと違いは驚くほど一目瞭然。
いつも母国語ばかり話していた留学生は、ほとんど日本語が上達せず帰国しましたが、日本語をしっかりと習得した留学生の一人は、その後日本の専門学校に通い、さらには日本の大手企業に就職しました。
もともとこの学生は「日本で就職したい」という強い志を持っていたので、日本語習得にも人一倍力が入っていたのは間違いありませんが、その彼が愚直に実践していたのが、日本語のインプットとアウトプットを繰り返すことだったのです。
英語習得にはインプットとアウトプットのバランスが大事
これまで複数回にわたり、私のシカゴでの生活を例にしながら、英語のアウトプットのための機会創出の方法についてご紹介してきました。
英語のアウトプットにオススメの記事:
シカゴでの生活を100%楽しみたいという個人的な意向もあり、毎日色々なイベントに顔を出して英語のアウトプットに精を出していますが、並行してインプットを増やすことも欠かせません。
今回および次回の記事では、1人でもできる英語のインプット学習において、私自身が毎日のように使っているアプリ、ウェブサイトを9つ厳選してご紹介したいと思います。
有料アプリ(¥600)だけあって、とても実用的な英語を学ぶことができます。
「そうそう、これを英語で言いたかった!」と思わず唸ってしまうようなフレーズばかり。
全部で2,900ものフレーズが収録されており、シーン別で分類されています。
ネイティブ同士の短い会話も例文として収録されていて、フレーズを使う適切な状況がイメージできることで頭に定着しやすいのが特徴です。
また、「自動再生」の機能もあるので、歯磨きの時間などに聞き流しもしています。
さらに、音声認識機能まで付いているので、1人で発音練習ができるのも大きな魅力!
「駐在妻の英語学習の秘訣は、友達にある?」でもご紹介しましたが、TEDは英語で様々なジャンルのプレゼンテーションを視聴できるプラットフォームです。
興味のある分野を英語で勉強できるだけでなく、プレゼンテーションの仕方も同時に学ぶことができます。
「Transcript」というボタンを押すと、全体のセリフの文字起こしを確認できると共に、聞き取れなかった文章をクリックするとそこに戻って再生してくれる機能もあって、勉強の際に助かります。
勉強に疲れたら、Netflixの映画やドラマで英語を楽しみましょう!
海外にいると、映画館も含めて日本語字幕がついている動画に触れる機会は少なくなってしまいますが、英語字幕だけ(もしくは字幕なし!)で映画を見るトレーニングをする絶好のチャンスでもあります。
映画やドラマのように、シーン(状況)とセットで英語を聴くと、頭にイメージとして定着しやすくなります。
「このシーンで、主人公がこんなセリフを言ってた」と、状況で英語フレーズを覚えるのは、私たちが子供の頃日本語を学んだ過程と近く、英語学習にもとても効果的なのです。
次回に続きます
今回は英語学習におけるインプットとアウトプットの両輪の重要性を中心に私の体験をお話ししました。
インプット学習におすすめの残り6つのサイト、アプリについては、次回のポストでご紹介します!
Go JVs!
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