駐妻・転妻だって、働きたい。でも取り上げた通り、パートナーの海外赴任に伴って自分のキャリアを諦めざるを得ないは駐在妻、転勤妻は少なくありません。
全ての女性がキャリア志向である必要は全くないですが、「働きたいのに働けない」、「仕事をやめて以来、日々にやりがいがない」などと思い悩み、結果として海外生活、駐妻生活を楽しめない人がいるのはやはり大きな問題です。
深刻なケースではうつ病など心の病にかかってしまったり、駐在員のパートナーをおいて日本への帰国を余儀なくされる場合もあるようです。
駐妻、主婦としての顔に加え、海外にいながらも可能な範囲で働きたい、社会とのつながりを持ちたい、という方にとっての一つの選択肢となるのが、フリーランスとしてリモートワーク をすることです。
フリーランスとは?
フリーランスとは、会社などの組織に属さず、個人やプロジェクト単位で仕事をする人のことを指します。
日本における副業・兼業を含む業務委託で仕事をする広義のフリーランスの経済規模が初の推計20兆円を超える結果がでました。フリーランス人口においては、前年と横ばいで1,119万人、人口に占める割合は17%となりました
とのことです。
私が現在住んでいるアメリカでは、就業人口の4割弱がフリーランスであるという統計もあり、あと数年のうちに労働者の50%以上、過半数をフリーランスが占める、という調査もあります。
『Freelancing in America:2017』によると、2017年のアメリカの総就業人口は1億6000万人で、2014年の1億5600万人より2.6%ほど成長している。これに対して、フリーランス人口は総就業人口の36%程度を占め、2014年の5300万人から2017年に5730万人に増加。8.1%の成長となり、総就業人口の3倍以上のスピードで急成長している。
(引用元)
クラウドソーシングとは?
“不特定多数の”仕事を探すフリーランスワーカーと、仕事を斡旋したい企業をマッチングするプロセスのことを、クラウドソーシングと呼びます。
従来のようなアウトソーシングと違い、インターネットの普及により可能になった、比較的新しい雇用方法・形態と言えます。
日本の代表的なクラウドソーシングサービスとしては、ランサーズやクラウドワークスなどがあります。
そのほかにも、 ”女性”に特化したWarisプロフェッショナルのようなサービスもあります。
リモートワーク とは?
フリーランスと一言で言っても、在宅勤務から企業への常駐、あるいは取材で世界中を回るなど、多種多様な働き方が存在します。
“働きたい駐在妻”の文脈に照らすと、(日本にある)オフィスに出社することなく、メールやLINE、スラックなどのコミュニケーションツール、あるいはSkypeなどを利用したビデオ会議のみで業務が完結する”完全在宅勤務”、あるいは”リモートワーク“と呼ばれる就労形態が一番現実性が高いと言えます。
具体的な仕事内容としては、データ入力などの比較的単純なものから、ライティング(記事作成)、ウェブサイト制作などの業務がリモートワーク に適しています。
リモートワーク の普及、活用推進においては、”リモートワーク を当たり前にし、労働革命で人々にもっと自由を。“と謳うキャスターの取り組みなど、日本国内でも明るい変化の兆しが見え始めています。
私自身も、海外でのリモートワーク、フリーランス、ノマドワーク を自分なりに実践し、新しい働き方を推進する一助になれればと思います。
Go JVs!
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