日本でも耳にするようになった「コワーキング」。海外では、既に日常的にコワーキングをしている人も多く、一般化しつつあります。パソコン一つで仕事をできるようになった現在では、自分の好きなところで、好きな時間に、好きな人と作業をできれば理想ですし、それが可能になってきています。そこで今回は、キャリア志向の駐在妻にオススメな「コワーキング」についてご紹介します！
コワーキングとは
コワーキングには様々な形態がありますが、一般的にはパソコン一つで仕事をしたい人たちが同じ場所に集まって、それぞれの作業をすることを指します。
現在では、ノマドワーカーなど場所や時間に縛られない自由な働き方をしている人たちが増えてきたので、このようなコミュニティが増えてきているのも事実。
また、在宅ワーカーや学生たちにとっても、「家以外で効率的に作業ができる、もう一つの居場所」としてニーズが増えてきています。
コワーキングとの出会い
私が初めて「コワーキング」の存在を知ったのは、カナダに滞在していた頃です。
当時、カフェで一人で作業していた時に、突然「コワーキングというグループに参加しませんか？」とトロント大学の女の子に声をかけられたことが始まりでした。
一人で寂しく作業することが多かった私は、「まさに、こんなコミュニティを探してた！」と思い、そのグループに迷わず参加。
コワーキングを通して、予想していたよりもはるかに様々な分野・業界で働いている現地の人々と繋がることができ、感動したことを覚えています。
アメリカでのコワーキング
現在はカナダを離れアメリカに滞在していますが、やはり一人で作業をしているより「現地の人と交流したい、現地のコミュニティに積極的に参加したい、でも自分の作業にも集中したい」という想いが募り、近くのコワーキングスペースを検索してみることに。
すると、Eventbriteというサイトで、「818 Coworking」というコワーキングスペースを発見。
ラッキーなことに無料で利用できる日があると知り、早速のぞきに行ってきました。
笑顔でお出迎えしてくれたスタッフの方曰く、このコワーキングスペースは5ヶ月前にできたばかりとのこと。
確かにとても新しく、テンションが上がるほどオシャレな空間でした。
一人で作業ができるデスクはもちろん、少人数（2〜3人）で使える小部屋、大きなソファー、10人くらいでミーティングができるような広いデスクやキッチンなど、仕事を進めるのにはとても良い環境です。
一つの場所に飽きたら一息ついて、他の場所に移動して作業を再開できるのも嬉しいですよね。
メリット・デメリット
実際に、シカゴの818コワーキングスペースを利用してみて感じたメリットはたくさんあります。
- 現地の人と交流できる
- 他の利用者との繋がり、ビジネスコネクションが作れる
- コーヒーやチョコレートなどのスナックを無料で楽しめる
- デスクの高さが調節できるので、座るのに疲れたら立ちながら仕事をすることも可能
- 朝8時〜夕方5時までの時間であれば、好きな時に出入り可能
- 日によっては、Lunch＆Learnなどのイベントで、ビジネスなどについて学べる機会もある
海外に駐在妻として滞在しているけれども、「自分の時間や自分のコミュニティーが欲しい。自分のキャリアのために、現地でもコネクションを作ったり、一緒に何かできる人を見つけたい」と思っている女性には、オススメできる空間です。
メリットがあればデメリットもあるのが普通ですが、今回私が感じたデメリットは一つだけ、「利用料」です。
818コワーキングスペースは様々なプランを用意していますが、一日単位だと割引価格で20ドル（普段は35ドル)。
もちろん、これだけメリットもたくさんある素晴らしい施設なので、決して高すぎる価格ではないのですが、欲をいえばもう少し安いと嬉しいな〜とも思います（笑）。
現地の利用者の声
すでに利用している方の意見も聞いてみたところ…
- 「僕は12年間在宅ワークをしていたんだけど、最近娘ができてから、このコワーキングスペースを利用するようになったんだ。とてもオススメだよ」
- 「今日は、お昼の時間にワークショップやプレゼンもあって、楽しかったよ」
と、とてもお気に入りの様子でした。
コワーキングスペースにいた人たちは、人当たりがよく、目があったら挨拶をし、名刺や連絡先を交換し合うような心地よい空間を作っています。
そういったポジティブな環境が、人気の理由の一つなのかもしれません。
実際に私も、ある利用者の方と雑談のなかで軽ーくビジネスアイデアの話をしたところ、「知り合いで似たようなことをしている人がいるから紹介するよ！」と早速連絡先を交換。
利用者同士で、自然に会話が始まり、人脈を広げることができる環境は、コワーキングならではのいいところですよね。
コワーキングに興味がある方やご質問のある方は、なんでもお気軽に下のコメント欄やツイッターでご連絡ください！
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