“駐在妻のためのお役立ち英語フレーズ5選!【カフェ編】“に引き続き、今回は【レストラン編】をお送りします!
カナダに住んでいたときにはレストランで働いたこともあり、これまで数々の「日本とは違う文化」を発見してきました。
レストランで食事をするだけでも日本とは違った慣習、ルールがあるので、悪気なくしたことが北米では非常識にあたることも。
ということで、主に北米在住の駐在妻の方向けに、知っておきたい北米のレストランでの常識+お役立ち英語フレーズを5つご紹介します!
①サーバーとの最初のコミュニケーションは挨拶から!
席に誘導されて着席すると、担当のサーバーが来て挨拶をしてくれるので、笑顔で返答しましょう!
日本では、レストランの店員さんから「本日はいかがお過ごしですか?」と聞かれることはないですよね。
でも北米では、「いらっしゃいませ」、「こんにちは」のようなノリで、必ず”How are you doing?” と聞いてくるのが一般的です。
最初は慣れないかもしれませんが、聞かれたら笑顔で答えて、さらにサーバーの人にも聞き返してあげるのがGood。
②手を上げて「すみませ〜ん!」と定員さんを呼ぶのはNG
日本では、注文する時に「すみませ〜ん!」と行ったり手を大きく振ったりして、近くにいる店員さんを呼ぶことが多いですよね。
でも、北米ではそういった行為は嫌がられてしまいます。
というのも、
- テーブル毎に担当のサーバーが決まっているため、自分のサーバー以外に注文することは基本的にNG
- 担当サーバーが頃合いを見て注文を聞きにくるので、自分から呼ぶのではなく、来るのを待つのが普通
だから。
ある程度、辛抱強く待っても来ない時は(忘れている可能性もあるので)、店員さんにアイコンタクトや軽く手を上げてアピールをすればOKです。
オーダーの準備ができたら、
(何を注文するか決まりました)
といえばOK!
③料理を食べ始めると、サーバーが様子を聞きにくる
これも日本の一般的な接客ではあまり目にしませんが、北米では担当サーバーが定期的にお客さんの様子をチェックしに来ます。
その時の英会話はこんな感じ…
料理に何か不備があることを伝えたり、飲み物などを頼みたい場合は、この機会を利用しましょう。
たまに、まだ食べている最中に手を休めていると(もう食べ終わったと勘違いされて)、
(もう食べ終わりましたか?)
(まだ食べている途中です)
という会話もよくあるので、覚えておくと便利です。
④北米では、食べきれなかったものを持ち帰ることが多い
アメリカやカナダでは、レストランにも寄りますが、一般的にやっぱり量が多めです…!
特に女性にとっては「到底食べきれない!」という量の食事が出て来ることも、しばしば。
そんな時は無理せず、食べ切れなかった分は持ち帰りましょう!
そこで役立つのが、このフレーズ↓
(これを持ち帰り用にしていいですか?)
このようにお願いすると、定員さんが持ち帰り用に箱詰めしてくたり、入れ物を持って来てくれます。
そうすれば、たとえ食べ切れなくても料理を無駄にしなくて済みますね!
衛生上の理由からか、日本では余った食事を持ち帰る習慣がないので、これも北米はじめ海外独特の習慣です。
⑤お会計を頼むとき
最後に、お会計をお願いしたいとき。
日本のファミレスや居酒屋などカジュアルな場面では、こちらが何も言わなくても伝票を置いていくところもありますが、北米では常にこちらからお願いをします。
その時に、必要なのがこのフレーズ↓
(お会計をお願いします)
これさえ押さえておけばOK!
その後、サーバーが伝票を持ってきてくれます。
おまけ
-
チップ文化
- 北米では、レストラン・美容院・ネイルサロンなど、サービスを受ける場合は常にチップを支払います。
レストランではだいたい15%〜20%を支払うのが普通です。
サービスがとても悪かった場合にはそれ以下でも良いのですが、それは本当に文句がある場合のみにしておきましょう。 -
何かしてもらったら、常に「ありがとう」と言うことを忘れずに!
- レストランで、席に誘導されたり、お水をもらったり、食事が運ばれたり…何かをしてもらった時は常に、店員さんに”thank you”とお礼の一言を忘れずに伝えるようにしましょう。もちろん、お会計を済ませてお店を出るときにも。こちらから感謝を伝えると、より良いサービスを受けることができます。
北米に3年ほど住んでいて思うことは、店員さんとお客さんの立場が基本的には対等であること。
日本のように、「お客様第一主義」、「サービスはただ(無料)」といった価値観はありません。
お客さんでもあっても、人間として対等な立場で接することが北米の常識です。
逆を言えば、店員さんとすぐに仲良くなったり、話が盛り上がることも多い環境なので、英語学習者はこの機会を利用して積極的に話しかけると、スピーキングの勉強にもなりますよ!
たとえ英語が上手く喋れないとしても、笑顔と感謝は最大の武器、ということも忘れずに!
Go JVs!
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